ヨーロッパ旅行の中でも特に人気の高いイタリア。
その魅力は何と言っても歴史と芸術が息づく街並みや世界遺産の数々、そして心奪われるグルメと美しい自然風景でしょう。
そんなイタリアは当然インスタ映えスポットの宝庫でもあります。
この記事ではイタリア旅行を計画中の方や、いつか行きたいと考えている方に向けて、旅の基本情報からおすすめの写真映え観光地まで、実用的かつ楽しい情報をギュッとまとめました。
スマホ片手に最高の1枚を撮りに行きませんか?
1.イタリアってどんな国? 〜基本情報〜

- 場所:イタリアは南ヨーロッパに位置し、地中海に面したブーツ型の国。北はスイス・オーストリア、東はスロベニア、西はフランスと国境を接しています。
- 時差:日本との時差はマイナス8時間(サマータイム時はマイナス7時間)
- 公用語:イタリア語。主要都市では英語もある程度通じます。
- 通貨:ユーロ(EUR)。クレジットカードも広く普及していますが、小さなショップや市場では現金が必要になる場面もあるため、少額のユーロ紙幣・硬貨も携帯しておくと便利です。
2.日本からイタリアへのフライト時間

イタリアへの直行便・経由便は、日本各地から出ています。
以下は主要都市への平均的な所要時間です(※航空会社や乗り継ぎにより異なります)。
- 成田/羽田 → ローマ(直行便):
約12〜13時間 - 成田/羽田 → ミラノ(直行便):
約12〜13時間 - 関西国際空港 → ローマ(経由便):
約15〜17時間 - 福岡空港 → ローマ(経由便):
約17〜19時間
直行便があるのは主に東京発着。
その他の地域はヨーロッパ主要都市(フランクフルト、パリ、ドバイなど)での乗り継ぎが一般的です。
トランジット時間を観光に充てる「2カ国周遊プラン」もおすすめですよ。
3.イタリア行き航空券の価格相場(年間推移)

イタリア行き航空券の価格は、季節や予約時期によって大きく変動します。
以下は、東京→ローマ往復のエコノミークラス航空券の一般的な相場(目安)です。
- 1〜3月(オフシーズン):
8万〜12万円 - 4〜6月(春の人気シーズン):
12万〜16万円 - 7〜8月(ハイシーズン/バカンス時期):
15万〜20万円 - 9〜10月(秋の旅行シーズン):
13万〜17万円 - 11〜12月(年末年始を除く):
9万〜13万円
安く行きたいなら、1〜3月のオフシーズンや早割キャンペーンを活用するのがコツ。
航空会社の公式サイトや大手旅行予約サイトでの価格比較とアラート設定もおすすめです。
4.イタリアの物価 〜ホテル・食事・移動費〜

● ホテル
イタリアのホテル価格は都市や季節によって異なりますが、以下が一般的な目安です。
- 3つ星ホテル(1泊):
€80〜€150(約13,000〜24,000円) - 4つ星以上の高級ホテル:
€200〜€400(約32,000〜64,000円) - ホステルやB&B:
€30〜€70(約4,800〜11,000円)
※観光税(市税)が別途かかる場合もあるので、予約時に料金明細を確認しましょう。
● 食事
イタリアでは本格イタリアンをリーズナブルな価格で楽しめます。
- カフェや軽食:
€5〜€10(約800〜1,600円) - トラットリア(家庭的レストラン):
€15〜€25(約2,400〜4,000円) - リストランテ(高級レストラン):
€30〜€100(約4,800〜16,000円)
お水は有料のところが多いので、スーパーでミネラルウォーターを買って持ち歩くのが節約のコツ。
● 移動費
主要都市では公共交通機関が充実しています。
- 市内バス・地下鉄(片道):
€1.5〜€2(約240〜320円) - イタロやトレニタリア(特急列車):
ローマ〜フィレンツェ間で€20〜€50程度
複数都市を巡る予定なら、ユーロパスやイタリア鉄道アプリの活用もおすすめです。
5.気候・服装・ベストシーズン

イタリアは縦に長い国のため、地域によって気候が大きく異なります。
旅行時期に合った服装選びがポイントです。
● 気候の目安(ローマ・フィレンツェ基準)
季節 | 平均気温 | 特徴 | 服装の目安 |
---|---|---|---|
春(3〜5月) | 12〜20℃ | 朝晩は冷えるが昼は暖かめ | 薄手のコート・羽織もの必須 |
夏(6〜8月) | 25〜35℃ | 非常に暑く乾燥。日差しが強い | 半袖・帽子・サングラス |
秋(9〜11月) | 15〜25℃ | 過ごしやすく観光向き | 薄手の長袖・カーディガン |
冬(12〜2月) | 5〜10℃ | 北部は雪も降る寒さ | 厚手のコート・マフラー必須 |
● ベストシーズン
- 5月〜6月/9月〜10月がベスト!
気温も快適で観光に最適。
写真映えする景色も多く、混雑もピークではないため写真撮影や街歩きに最適な時期です。
6.旅行マナーと持っていくと便利なアイテム

● イタリアの旅行マナー
- レストランでは「席に案内される」まで待つのが基本。勝手に座らないよう注意。
- 教会や聖堂では露出の多い服装はNG。夏でも肩・膝が隠れる服を用意しておきましょう。
- 公共の場での撮影マナーも大切。観光客の多い場所では、セルフィースティックやドローンの使用が制限されている場所もあります。
● あると便利な持ち物
- ✅ モバイルバッテリー(写真や地図アプリでバッテリー消耗が激しい)
- ✅ 変換プラグ(イタリアはC・Fタイプの電源プラグ)
- ✅ 折りたたみ傘・ストール(急な天候変化に対応)
- ✅ 小さなポーチやウエストバッグ(スリ防止)
観光中のトラブルを避けるために、最低限の安全対策をしておくのも大切です。
7.インスタ映え確実!イタリアのフォトジェニック観光地6選
イタリアはまさに“歩くだけでフォトジェニック”な国です。
歴史と自然・美食やカラフルな街並みが詰まったその風景は、写真好き・SNS好きにとっては夢のようなロケーションばかりです。
ここでは、特におすすめの「インスタ映え間違いなしの絶景スポット」を6つ厳選してご紹介します。
① アマルフィ海岸

エメラルドブルーの海とカラフルな街並みが美しすぎる!
ナポリから南へ向かうドライブコースにあるアマルフィは、断崖に沿ってカラフルな建物が並ぶまるで絵画のような町並み。
ポジターノやラヴェッロも人気で、ホテルのバルコニーから撮る朝焼けショットはSNSで大反響!
② ベネチア

水上都市 × ゴンドラ × ロマンティックな街角写真
石畳の小道と運河が交差するベネチアは、歩くだけで写真映え。
特にリアルト橋から見える運河の景色や、夕暮れ時のサン・マルコ広場のライトアップは必見。
朝もやに包まれたゴンドラ写真も幻想的で人気です。
③ フィレンツェ

赤レンガ屋根とドゥオーモが織りなす中世の絶景
ルネサンス文化の中心地フィレンツェでは、ミケランジェロ広場からのパノラマビューが定番インスタスポット。
背景に赤い屋根が広がる街を入れて、自撮りも街撮りも◎
美術館や大聖堂の中も写真映え要素満載です。
④ チンクエ・テッレ

パステルカラーの漁村が海に浮かぶような風景
リグーリア海沿いの小さな村々を総称した世界遺産チンクエ・テッレ。
特にマナローラの夕景はインスタグラマーの間でも超人気。
断崖に張り付くような建物と海のコントラストがドラマチックです。
⑤ コロッセオ&フォロ・ロマーノ

古代ローマの遺跡と圧倒的スケールの撮影体験
歴史的背景と壮大な建築が融合したスポット。
早朝のコロッセオ前は人が少なく、まるで映画のワンシーンのような写真が撮れます。
ドローンが使えない場所も多いので、広角レンズや俯瞰ショットが便利。
⑥ カプリ島

地中海の宝石と称されるブルーグロット(青の洞窟)で神秘的な一枚を
ナポリから日帰り可能なカプリ島は、インスタ映えスポットの宝庫。
中でも青の洞窟は、差し込む光で海が青く光る幻想的な場所。
洞窟の中は撮影が難しいこともあるため、動画撮影&編集で魅せる投稿もおすすめです。
📸 どのスポットも、早朝や夕暮れなど時間帯を選ぶことで、より幻想的な写真が撮影可能です。
旅の目的に「いい写真を残したい!」という方は、撮影時間も旅程に組み込むのがポイントですよ。
8.注意すべきエリアと防犯のポイント

イタリアは観光大国ですが、スリや置き引きなどのトラブルもゼロではありません。
以下のエリアでは特に注意が必要です。
⚠️ 注意エリアとポイント
✅ 防犯対策まとめ
安全な旅を楽しむためには、「油断しない」ことが何より大切です。
9.まとめ:インスタ映えと心に残る旅を!

イタリアは、ただ美しいだけではなく、歴史・文化・食・人とのふれあいすべてが魅力的な国です。
今回ご紹介したスポットはどれも「インスタ映え」だけでなく、心に残る体験ができる場所ばかり。
✔ この記事のまとめポイント
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