ベトナム旅行の観光ガイド!費用や観光スポットを徹底解説!!

アジア

ベトナムは日本から比較的近く物価も安いため、コスパよく旅行を楽しめる国の一つです。

この記事ではベトナム旅行の費用やおすすめ観光スポット、注意点などを徹底解説します。これから旅行を計画している方は、ぜひ参考にしてください。

1. 基本情報(場所・時差・公用語・通貨)

場所とアクセス

ベトナムは東南アジアに位置し、中国、ラオス、カンボジアと国境を接しています。

南北に細長い国土を持ち、主要都市としては首都ハノイ(北部)、商業都市ホーチミン(南部)、そして世界遺産の街ホイアンやダナン(中部)などがあります。

時差

ベトナムと日本の時差はマイナス2時間です

日本が正午のときベトナムは午前10時。

時差ボケの心配が少なく、短期間の旅行でも快適に過ごせます。

公用語

ベトナムの公用語はベトナム語です。

ただし観光地や大都市では英語が通じることも多いです。

特にホテルやレストラン、ツアーガイドは英語対応が可能な場合が多いですが、地方に行くと英語が通じにくくなるため、簡単なベトナム語フレーズを覚えておくと便利です。

通貨と支払い方法

ベトナムの通貨はベトナムドン(VND)

2025年3月現在で1円=約170VND(変動あり)です。

ベトナムでは現金が主流ですが、大都市ではクレジットカード(Visa、Mastercard)が使える場所も増えています。

ただし市場や屋台では現金払いが基本なので、ある程度のベトナムドンを用意しておくと安心です。

2. 日本の各空港からベトナムへのフライト時間

日本からベトナムへの直行便は、主にハノイ、ホーチミン、ダナンの3都市に就航しています。

成田、羽田、関西、中部(名古屋)、福岡などの主要空港から直行便があり、LCC(格安航空会社)を利用すればお得に行くことも可能です。

主要都市への直行便のフライト時間

出発地ハノイホーチミンダナン
東京(成田・羽田)約5時間30分約6時間約5時間30分
大阪(関空)約5時間約5時間50分約5時間
名古屋(中部)約5時間約5時間30分なし(乗継必要)
福岡約4時間30分約5時間なし(乗継必要)

LCC(ベトジェットエア、ピーチなど)を利用すれば、航空券代を大幅に節約できます。ただしLCCは受託手荷物や機内食が別料金になることが多いので、事前に確認しておきましょう。

3. 年間を通した航空券代の相場

ベトナムへの航空券代は時期や航空会社によって大きく変動します。

一般的にLCCを利用すれば往復2万円台から、フルサービスキャリア(JAL、ANA、ベトナム航空など)では往復6万円前後が相場です。

シーズン別の航空券相場(東京発・往復)

時期LCC(格安航空券)フルサービスキャリア
オフシーズン(5月〜6月、9月〜11月)2万〜3万円5万〜7万円
ハイシーズン(年末年始、ゴールデンウィーク、お盆)5万〜8万円10万〜15万円
通常シーズン(12月〜4月)3万〜5万円6万〜9万円

安く航空券を取るコツ

  1. LCCのセールを狙う:ベトジェットエアやエアアジアは頻繁にセールを実施。特に「0円セール」では往復1万円以下で購入できることも!
  2. 早めに予約:航空券は出発の2〜3カ月前に予約すると安くなる傾向。
  3. 平日出発&帰国:土日出発よりも、火〜木曜のフライトが安いことが多い。

旅行の予算を抑えたいなら、LCC+オフシーズン+早期予約の組み合わせがおすすめです!


4. ベトナムのホテル・食事・移動費の物価

ベトナムは物価が安いため低予算でも充実した旅行が可能です。

ホテルの相場

宿泊費はエリアやホテルのグレードによって異なります。

ホテルの種類料金の目安(1泊・1室)特徴
バックパッカー向けゲストハウス500円〜1,500円ドミトリー形式、最低限の設備
3つ星ホテル3,000円〜6,000円清潔で快適、コスパ◎
5つ星ホテル10,000円〜30,000円高級リゾート、スパやプール付き

高級ホテルでも日本の半額以下で泊まれることが多いのが魅力です。

食事の相場

食事の種類価格(1食)
屋台・ローカル食堂150円〜500円フォー、バインミー
カジュアルレストラン500円〜1,500円ベトナム料理セット
高級レストラン2,000円〜5,000円コース料理

ベトナム料理は安くて美味しいものが多く、1日1,000円でも満足できる食事が可能です。

移動費の相場

ベトナムは交通費も格安です。

交通手段料金の目安備考
タクシー1kmあたり約50円メーター制、配車アプリ「Grab」も便利
バス約30円〜100円路線バスは最安
バイクタクシー100円〜300円近距離向き、交渉制もあり

特に配車アプリ「Grab」を使えば、ぼったくりの心配なく安心して移動できます。


5. ベトナムの気候・服装・ベストシーズン

ベトナムは南北に長いため、地域によって気候が異なります。

エリア別の気候

地域乾季雨季特徴
北部(ハノイ・サパ)10月〜4月5月〜9月冬は寒い(10℃以下になることも)
中部(ダナン・ホイアン)2月〜8月9月〜1月11月〜12月は台風の影響あり
南部(ホーチミン)11月〜4月5月〜10月1年を通して暑く、30℃超えが普通

旅行時の服装

  • 北部(冬:12〜2月)
    → 長袖+ジャケット必須(10℃以下になる日も)
  • 中部・南部(通年)
    → 半袖+薄手の長袖(羽織るものがあると◎)
  • 雨季(5〜10月)
    → 折りたたみ傘やレインコートがあると便利

ベストシーズンは?

  • 北部(ハノイ)
    → 10月〜4月(乾季で涼しい)
  • 中部(ダナン・ホイアン)
    → 2月〜8月(晴れの日が多い)
  • 南部(ホーチミン)
    → 11月〜4月(乾季で観光しやすい)

特にベトナム旅行が快適なのは10月〜4月。暑すぎず雨も少ないので観光しやすい時期です!


6. ベトナム旅行のマナー&便利アイテム

知っておきたいマナー

ベトナムには独自の文化やマナーがあります。

  1. 頭を触らない:ベトナムでは「頭は神聖な部分」とされているため、子どもでも頭を撫でるのはNG。
  2. お寺では肌の露出を控える:ノースリーブやショートパンツは避け、肩や膝を隠す服装が望ましい。
  3. 値段交渉はマナーを守:市場やタクシーでは値切り交渉OK。ただし、しつこく交渉しすぎないように。
  4. チップは不要:基本的にチップ文化はないが、高級レストランやホテルでは渡すと喜ばれる。

あると便利な持ち物

  • ウェットティッシュ&アルコール消毒
    (屋台や市場では手を洗う場所が少ない)
  • 折りたたみ傘orレインコート
    (突然のスコール対策)
  • モバイルWi-Fior SIMカード
    (ネット環境がないとGrabやGoogleマップが使えない)
  • エコバッグ
    (市場やコンビニで袋がもらえないことがある)

7. ベトナムのおすすめ観光地5選!

ベトナムには多くの観光スポットがありますが、初めて訪れる方にもおすすめの厳選5カ所を紹介します!

① ハロン湾|世界遺産の絶景クルーズ

ベトナムを代表する世界遺産であり、大小3,000以上の奇岩が海に浮かぶ幻想的な景色が魅力です。

  • おすすめの楽しみ方
    • クルーズツアーに参加して石灰岩の奇岩群を間近で見る
    • ティエンクン洞窟(Thien Cung Cave)などの鍾乳洞探検
    • カヤック体験で湾内をゆっくり探索
  • アクセス:ハノイから車で約3.5時間
  • ベストシーズン:10月〜4月(乾季)

② ホイアン|ノスタルジックな古都散策

16〜19世紀に繁栄した港町で、フランス・中国・日本の建築が融合した街並みが美しい世界遺産の街。

  • おすすめの楽しみ方
    • ランタン祭りで幻想的な夜景を満喫
    • 日本橋や歴史的な家屋を巡る街歩き
    • アオザイ(ベトナムの民族衣装)を着て撮影
  • アクセス:ダナンから車で約40分
  • ベストシーズン:2月〜8月(雨が少ない)

③ フーコック島|穴場の楽園リゾート

近年注目を集めるビーチリゾートで白砂のビーチと透明度の高い海が魅力。

  • おすすめの楽しみ方
    • サオビーチでのんびりリラックス
    • ナイトマーケットでシーフードを堪能
    • ヴィンパール・サファリで動物と触れ合う
  • アクセス:ホーチミンから飛行機で約1時間
  • ベストシーズン:11月〜4月(乾季)

④ ホーチミン市|活気ある都市と歴史探索

ベトナム最大の都市で、フランス統治時代のコロニアル建築と近代的な高層ビルが混在する街。

  • おすすめの楽しみ方
    • 統一会堂(旧大統領官邸)で歴史を学ぶ
    • ベンタイン市場でお土産探し
    • クチトンネルでベトナム戦争の遺跡を見学
  • アクセス:日本から直行便で約6時間
  • ベストシーズン:11月〜4月(乾季)

⑤ サパ|山岳民族の村とトレッキング

北部の山岳地帯に位置しており壮大な棚田の風景と少数民族の文化を体験できる。

  • おすすめの楽しみ方
    • ファンシーパン山に登って雲海を見る
    • 少数民族の村(モン族、ザオ族)を訪問
    • ハムロン山からの絶景を堪能
  • アクセス:ハノイから夜行列車+バスで約7時間
  • ベストシーズン:3月〜5月、9月〜11月

8.注意すべきエリア・危険な場所

ベトナムは比較的治安が良い国ですが、スリ・詐欺・ぼったくりなどの被害に遭う可能性もあります。

特に以下のエリアでは注意が必要です。

① ホーチミン市(1区・ベンタイン市場周辺)

  • 注意点:スリやひったくりが多発
  • 対策
    • スマホやバッグを道路側に持たない
      (バイクでのひったくりが多い)
    • 知らない人からの親切な申し出には警戒
      (詐欺の可能性)

② ハノイの旧市街(ホアンキエム湖周辺)

  • 注意点:ぼったくりタクシーや偽ガイドが多い
  • 対策
    • タクシーは正規の会社を利用
      (Mai Linh、Vinasun)
    • Grab(配車アプリ)を活用

③ ナイトマーケット(特に観光地の市場)

  • 注意点:偽物ブランド品や過剰請求の可能性
  • 対策
    • 値段交渉をしっかりする
      (最初の価格の半額以下を目安に交渉)
    • 高額な買い物は正規店で購入

④ 路上カフェやバイクタクシーの利用

  • 注意点:料金トラブルや詐欺に注意
  • 対策
    • バイクタクシーは「Grab Bike」などのアプリ経由で利用する
    • 路上カフェでの飲み物は価格を事前確認する

9. まとめ|ベトナム旅行を最高に楽しむために

航空券はLCCを活用。オフシーズンに予約するとお得
世界遺産・ビーチ・都市観光を楽しむ
治安は比較的良いが、スリやぼったくりには注意
旅行のベストシーズンは10月〜4月(乾季が快適)

準備をしっかり整えて、安全かつ楽しいベトナム旅行を満喫しましょう!

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