タイ旅行の観光ガイド!費用の目安やベストシーズンを解説!!

アジア

「微笑みの国」として知られるタイは、初めての海外旅行や東南アジア旅行のデビューにぴったりな国です。

この記事ではタイ旅行の基本情報やおすすめ観光地、航空券代、物価、気候、マナーなどを詳しく解説します

特に初めての旅行者が気になる「費用の目安」や「注意点」についても詳しく触れていくので、最後までチェックしてください。

場所と時差

タイは東南アジアに位置し、日本から南西に約4,500kmの距離にあります。

主要都市としては首都バンコクをはじめ、北部のチェンマイ、南部のプーケット、パタヤ、クラビなどがあります。

タイの標準時は「UTC+7」で、日本との時差はマイナス2時間です。たとえば、日本が正午(12:00)のとき、タイは午前10:00になります。


日本の各空港からのフライト時間

タイへは日本各地から直行便が運航しており、旅行者にとってアクセスしやすい国の一つです。

以下に日本主要空港からバンコク・スワンナプーム国際空港(BKK)への平均フライト時間を紹介します。

  • 東京(成田・羽田)→バンコク
    直行便で約6時間~7時間
  • 大阪(関西国際空港)→バンコク
    直行便で約6時間~7時間
  • 名古屋(中部国際空港)→バンコク
    直行便で約6時間~7時間
  • 福岡(福岡空港)→バンコク
    直行便で約5時間30分~6時間
  • 札幌(新千歳空港)→バンコク
    直行便なし(乗継便で約9時間~10時間)

年間を通した航空券代

タイへの航空券代は、時期や航空会社によって大きく変動します。

目安として以下のような価格帯になります。(2024年時点の参考価格)

  • ローシーズン(5月~6月、9月~10月)
    • 往復:40,000円~70,000円
      LCC利用で30,000円台も可能
  • ハイシーズン(年末年始、ゴールデンウィーク、お盆)
    • 往復:100,000円~150,000円
      (直行便は特に高騰)
  • 通常シーズン(11月~4月、7月~8月の一部)
    • 往復:50,000円~90,000円

格安航空券を狙う場合、早めの予約がポイントです。

特にLCCのプロモーションを活用すると、片道1万円以下で航空券が手に入ることもあります。

またフライト時間が長くなりますが、香港やシンガポールを経由する便を選ぶと、直行便より安くなる場合もあります。

タイ・エアアジアXやスクートなどのLCCは、航空券を安く抑えたい旅行者に人気です。ただしLCCは受託手荷物や機内食が別料金となるため、注意が必要です。


ホテル・食事・移動費の物価

タイの物価は、日本と比べるとかなり安く感じるでしょう。

ただし都市部や観光地では料金が高めに設定されていることもあります。

以下は一般的な旅行者向けの費用の目安を紹介します。

ホテルの料金目安(1泊あたり)

  • バックパッカー向けゲストハウス
    500~1,500円
  • 3つ星ホテル
    3,000~6,000円
  • 4つ星ホテル
    6,000~15,000円
  • 5つ星ホテル・高級リゾート
    15,000円以上

バンコクでは手頃な価格のホテルも多く、コスパの良い宿泊施設を見つけやすいですが、プーケットやサムイ島などのリゾート地では宿泊費がやや高めです。

食事の料金目安(1食あたり)

  • 屋台やローカルレストラン
    100~300円
  • フードコートやカジュアルレストラン
    300~800円
  • 高級レストラン
    1,500円~

屋台料理は安くて美味しいため、タイ料理を楽しみたいなら積極的に利用すると良いでしょう。観光地のレストランや外国人向けの店は価格がやや高めに設定されていることもあります。

移動費の目安

  • BTS・MRT(バンコクの鉄道)
    20~50円(区間による)
  • タクシー(初乗り)
    約100円(1kmあたり約20円)
  • トゥクトゥク
    交渉制(短距離で100~300円)
  • Grab(配車アプリ)
    タクシーより割高だが安心

バンコク市内の移動はBTS(スカイトレイン)やMRT(地下鉄)が便利で安価ですが、地方ではタクシーやトゥクトゥクを利用するのが一般的です。配車アプリ「Grab」を活用するとボッタクリを避けることができます。

気候・服装・ベストシーズン

タイは年間を通して高温多湿な熱帯気候に属しており、大きく分けて乾季・暑季・雨季の3つのシーズンがあります。

タイの季節と特徴

季節期間気温特徴
乾季11月~2月25~30℃観光ベストシーズン。湿度が低く、過ごしやすい
暑季3月~5月30~40℃かなり暑いが、ビーチリゾートは快適
雨季6月~10月25~35℃スコールが多いが、短時間で止むことが多い

服装のポイント

  • 乾季(11月~2月):Tシャツや薄手の長袖が最適。朝晩は涼しくなることがあるので、軽めの羽織りものがあると安心。
  • 暑季(3月~5月):半袖・短パン・サンダルなど、通気性の良い服装がおすすめ。帽子やサングラスも必須。
  • 雨季(6月~10月):軽いレインコートや折りたたみ傘があると便利。水たまりが多いので、歩きやすい靴が◎。

ベストシーズン

一番おすすめなのは乾季(11月~2月)

気温が比較的穏やかで、湿度が低く過ごしやすいです。

観光やショッピング、寺院巡りなどにも適しています。

ただしこの時期は航空券やホテルの料金が高騰しやすいので、早めの予約が重要です。


7. マナー・あると便利なアイテム

タイの基本マナー

タイは仏教国であり、宗教や文化に関するマナーを守ることが求められます。

特に観光客が注意すべきポイントを紹介します。

  • 寺院では露出の多い服装はNG(タンクトップや短パンは避け、長ズボン・肩を覆う服を着用)
  • 頭をなでるのは失礼(タイでは頭は神聖な部分とされる)
  • 足の裏を他人に向けない(足は不浄とされており、特に仏像の前では厳禁)
  • 王室への敬意を忘れずに(王様の写真やお札を踏むのは絶対NG)

あると便利なアイテム

  • ウェットティッシュ・アルコール消毒
    屋台での食事時に便利
  • 小さめの折りたたみ傘
    日差し対策&スコール対策に
  • モバイルバッテリー
    移動中にスマホを使うことが多いので必須
  • 虫除けスプレー
    特に雨季は蚊が多いため対策が必要

タイのおすすめ観光地5選

タイには魅力的な観光地がたくさんあります。

ここでは初めての旅行者に特におすすめのスポットを5つ紹介します。

① ワット・プラケオ【バンコク】

バンコク随一の観光名所で、タイで最も神聖な寺院。金色に輝く仏塔と、美しいエメラルド仏が見どころ。

② アユタヤ遺跡【アユタヤ】

バンコクから日帰りで行ける世界遺産の遺跡群。レンタル自転車で回るのがおすすめ。

③ サンデーナイトマーケット【チェンマイ】

北部の古都・チェンマイで開かれる巨大なナイトマーケット。雑貨やストリートフードが充実。

④ ピピ島【クラビ】

透明度の高い海と白砂のビーチが広がる絶景スポット。シュノーケリングやダイビングに最適。

⑤ ワット・ポー【バンコク】

ラマ1世が建てた王宮寺院。黄金の涅槃仏で有名なスポットです。


9. 注意すべきエリア

タイは比較的治安が良い国ですが、観光客を狙った犯罪やトラブルが発生することもあります

ここでは特に注意したいエリアを紹介します。

① カオサンロード(バンコク)

バックパッカーの聖地として有名ですが、スリやぼったくりが多発。特に夜は注意

② パッポン通り(バンコク)

ナイトライフで有名なエリアですが、違法なサービスの勧誘や高額請求トラブルがあるため、慎重に行動を。

③ パタヤ・ウォーキングストリート(パタヤ)

ナイトスポットが集まるエリア。バーでの詐欺や酔った状態でのトラブルが多いので警戒が必要。

④ タクシーのぼったくり(バンコク全域)

メーターを使わないタクシーが存在するため、「Grab」アプリの利用がおすすめ

⑤ ATMスキミング(観光地全般)

カード情報を盗まれる事件があるため、信頼できる銀行のATMを利用すること。トラブルに巻き込まれないためにも、人気の少ない場所には行かず、夜遅くの外出は避けるようにしましょう。


まとめ

タイは日本から比較的近く、物価も安いので初心者でも楽しみやすい国です。

特にバンコクやプーケットなどの都市は観光インフラが整っており、移動や食事も安心して楽しめます。

一方でタイは独自のマナーや注意点もあるため、事前に情報を把握しておくことが大切です。

特に治安面ではスリやぼったくりに注意しながら、安全に旅を楽しみましょう。

これからタイ旅行を計画する方は、ぜひこの記事を参考にして、思い出に残る素敵な旅を楽しんでください!

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