海外旅行は楽しいものですが、世界には「絶対に行くべきではない」とされるほど治安が悪い場所も存在します。紛争、犯罪率の高さ、テロの危険性など、さまざまな理由で外務省や現地政府が渡航を推奨していないエリアもあります。
この記事では、2025年最新版の「危険な海外の旅行先ランキング」を紹介し、なぜ危険なのか、現地の状況はどうなっているのかを詳しく解説します。
⚠️ この記事についての注意点
- 外務省の「海外安全情報」を参考にし、渡航の危険度を考慮しています。
- その国のすべてが危険というわけではなく、「特定の地域」が特にリスクが高い場合もあります。
- 情報は2025年時点のものですが、情勢は変化する可能性があるため、最新の情報を確認することをおすすめします。
第5位:コロンビア(南米)

危険な理由:麻薬カルテルと治安の悪さ
かつてのコロンビアは、麻薬カルテルが牛耳る超危険地帯でした。現在では首都ボゴタやメデジンなど一部の都市で観光業が復活してきていますが、地方都市では犯罪組織の影響が強く、外国人がターゲットになるケースが後を絶ちません。
具体的な危険
- 強盗や誘拐事件が頻発
- 麻薬取引に巻き込まれる危険性
- 観光地以外の治安が極めて不安定
行くなら注意すべきポイント
- 夜間の外出は絶対に避ける
- 人通りの少ない道には入らない
- 貴重品を目立たせず、現金を分散して持つ
第4位:南アフリカ(アフリカ大陸)

危険な理由:犯罪率の高さと暴力事件
南アフリカは美しい自然やサファリツアーが人気の観光地ですが、犯罪率の高さは世界トップクラス。特にヨハネスブルグやケープタウンの一部地域では、外国人が強盗や詐欺の標的になりやすいです。
具体的な危険
- 武装強盗やスリが多発
- 特定地域ではレイプや殺人事件も発生
- 白昼堂々と襲われるケースもある
行くなら注意すべきポイント
- 現地ガイドを雇い、安全なエリアだけを訪れる
- タクシーは公式のものを利用し、流しのタクシーは避ける
- 車移動中でもドアをロックし、信号待ちでの強盗に警戒
第3位:アフガニスタン(中東)

危険な理由:政治不安とテロリズム
アフガニスタンは長年、紛争と政治的不安定に苦しんでおり、タリバン政権の影響で外国人の入国自体が極めて危険です。観光はもちろん、ビジネスや取材目的での訪問も命の危険を伴います。
具体的な危険
- テロ攻撃のリスク
- 外国人を標的にした誘拐事件
- インフラの崩壊による生活の困難さ
行くなら注意すべきポイント
- 現時点では旅行は推奨されていない
- 万が一訪問する場合は、必ず外務省の最新情報をチェック
- 自己責任での訪問になることを覚悟する
第2位:ベネズエラ(南米)

危険な理由:経済危機と治安の悪化
ベネズエラはかつては観光地として人気がありましたが、現在では経済危機の影響で治安が極度に悪化。貧困が広がり、犯罪組織が市民を支配している地域も多いため、観光どころではありません。
具体的な危険
- 食料や医薬品の不足による治安の悪化
- 外国人が狙われる強盗・誘拐事件
- まともな医療を受けられない可能性
行くなら注意すべきポイント
- 渡航は強く推奨されていない
- どうしても訪問する必要がある場合は、身元保証のある人と行動する
- 夜間外出やATMの利用は避ける
第1位:ソマリア(アフリカ)

危険な理由:無政府状態と海賊の横行
ソマリアは1991年に政府が崩壊して以来、無政府状態が続いています。現在でも武装勢力が活動しており、外国人は誘拐やテロの標的になりやすいため、世界でも最も危険な国の一つとされています。
具体的な危険
- 海賊による誘拐・身代金要求
- イスラム過激派によるテロ攻撃
- 基本的な治安維持が機能していない
行くなら注意すべきポイント
- 絶対に単独で訪問しない(できれば行かない方が良い)
- 万が一行く場合は、軍や警察の護衛をつける
- 保険会社の補償対象外の可能性があるので事前に確認
まとめ:海外旅行は安全第一で!
世界には美しい観光地がたくさんありますが、一方で危険なエリアも存在します。特に、紛争地帯や犯罪率が極めて高い地域は、命の危険を伴うため、安易に訪れないことが重要です。
安全に海外旅行を楽しむためのポイント
✔ 渡航前に外務省の「海外安全情報」を確認する
✔ 現地の治安情報をリアルタイムでチェックする
✔ 必要に応じて旅行保険に加入する
✔ 無理な冒険をせず、安全な旅行計画を立てる
特に2025年以降は、世界情勢が大きく変化する可能性があります。安全を最優先にし、楽しい旅行を計画しましょう!🌍✈️
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