温泉はなにも日本だけの専売特許ではありません。たしかに日本は世界一の温泉大国ですが、日本以外のアジア諸国、ヨーロッパやアメリカなどにも温泉は存在します。今回はそんな旅先で見かけたら一度は入っておきたい海外の温泉の有名どころをご紹介していこうと思います。
ブルーラグーン/アイスランド

アイスランドというと何だか呼吸するだけで肺が凍りそうな極寒の地を想像しますが、実はそこまで寒い国ではないんですね。年間平均気温が5℃くらいなので日本の北海道とまあ大差ないでしょう。位置的にはヨーロッパと北米大陸の間くらい。日本と同じように一応は四季もあります。
そんなアイスランドで有名なのがブルーラグーンというちょっとカッコいい名前の温泉です。というか温泉スパ施設です。地熱発電所の熱水が溜まった結果できた温泉ですが、地中深くを流れるマグマによって温められた地下水なので一応は天然温泉です。
規模的には世界最大級の露天風呂と言われており、見るべきものが自然の景観くらいしかないアイスランドの重要な観光スポットのひとつです。ただこの温泉のためだけに日本から遥か遠く離れた場所にあるアイスランドを訪れる人はまずいないでしょう。現地に行ったらついでに立ち寄ってみるくらいがちょうどいいのかもしれません。
北投温泉/台湾

続いては日本のご近所、台湾にある北投温泉です。読み方はほくとう温泉でおk。台湾の首都である台北から電車で30分ほどで着く温泉街です。台北から近いこともありますし日本統治時代の面影が残る古い風情の温泉街のようなので、台北に行ったらついでに足を伸ばしてみるのいいかもしれません。
有名な観光地なので宿泊施設は多数あり。温泉に入るときは水着着用で。裸体で入るのは禁止事項です。
北京順慶温泉/中国

次は中国にある北京順慶温泉です。個人的には行きたくない国のひとつですが、温泉自体は国土の広さも相まってか3000あまりあるそうです。北京順慶温泉は名前の通り首都北京にある温泉なので交通の便はよさそう。温泉としては世界最大の大きさらしくギネスブックにも登録されているとか。ただ調べたかぎり入館料が168元(3500円)とバカ高いので正直わざわざ行く価値はないと思っています。
ヒンダート温泉/タイ

首都バンコクからバスで3時間ほどで着くカンチャナブリにある温泉です。タイというだけで何だかワクワクしてきますね。中国とはえらい違いです。ヒンダート温泉は昔の日本兵が掘り当てた温泉だそうでタイの観光名所のひとつになっています。グーグルの口コミの評価も高く入湯料金も60バーツ程度なの温泉好きの人は足を運んでみてもいいかもしれません。なぜかロシア人観光客が多いようですが詳細は不明。
チナ温泉/アメリカ

温泉というイメージは全くないアメリカですが、意外と400ほどの温泉があるそうです。チナ温泉もそのひとつでアメリカの極寒の地アラスカに存在します。アメリカの温泉は水着の着用が必要ですが裸で入れるところもあり基本混浴。そしてなんと冬にはオーロラも見れるようなのでアラスカ観光の際はぜひ足を運んでみたいものです。温泉に浸かりながらオーロラとか最高すぎです。
ヒエラポリス・パムッカレ/トルコ

中東トルコにあるヒエラポリス・パムッカレは世界遺産の中では複合遺産に分類されており、古代ローマ時代の温泉保養地としても有名な観光スポットです。真っ白な石灰棚に青く水の流れる様は写真でみるだけでもとても美しいです。以前は入浴できたようですが現在は景観保護のため入浴禁止。足湯程度なら楽しめるそうです。
トルコもまた日本と同じ温泉大国と言われており日本の倍ほどの国土に1500ほどの温泉を有しています。世界遺産も多くありますし古代の遺跡なども多数残っているので一度は訪れてみたい国です。
テルメ・ディ・モンテカティーニ/イタリア

イタリアって日本と同じ火山国なので意外と温泉が多いんですよね。日本と同程度の国土に2000ほどの温泉を有していますから温泉大国と言っても間違いではないでしょう。古代ローマの遺跡にはカラカラ浴場などもありますから、
この地の人々は大昔からお風呂や温泉に入る風習があったのでしょうね。テルメ・ディ・モンテカティーニもまたイタリアのトスカーナ州にある温泉、というかスパリゾートですね。入浴料は13ユーロ。日本円で2000円くらいですか。高い!
まとめ
いかがでしたでか?個人的にはアラスカにあるチナ温泉が一番心惹かれましたね。極寒の地で温泉に浸かりながらオーロラを見れるなんて最高すぎます。最後までお付き合いいただきありがとうございました。
コメント