【まさにメルヘン】ポーランド旅行で訪れたい絵本のような観光地5選

ヨーロッパ

その可愛らしくメルヘンな街並みで観光客の人気を博しているポーランド。第二次大戦時に壊滅的な被害に見舞われながらも、多くのポーランド人の手と情熱によってその悲劇の歴史を乗り越えてきました。今回はそんなポーランド旅行で訪れたい絵本のような観光スポットをご紹介していきます。

首都ワルシャワ

ポーランドの最大都市である首都ワルシャワ。人口約180万人のこの街には1980年に世界遺産にもなっているワルシャワ歴史地区があります。このワルシャワ歴史地区は第二次大戦によって破壊された街並みを忠実に再現しており、『レンガのひび割れひとつに至るまで』と云われるほどの情熱を傾け復興されました。

街にはオレンジ色の壁が存在感を放つかつての王の住居である『ワルシャワ王宮』。ポーランド出身の世界的音楽家であるショパンの生涯を辿る『ショパン博物館』。さらにはそのショパンの心臓が眠るとされているバロック様式の『聖十字架教会』。地元民と観光客で賑わいをみせる『旧市街市場広場』など。

まるで絵本のような景観と不屈の情熱をもって復興されたワルシャワは、ポーランド旅行ではまず外せない観光スポットのひとつです。

古都クラクフ

ポーランドの南に位置するクラクフは、11世紀から500年以上もの長きに渡ってポーランド王国の首都として繁栄した古都です。第二次大戦の戦火を奇跡的に免れてきたクラクフには、中世の香り漂う街並みが今も色濃く残っています。

その旧市街は1978年に『クラクフ歴史地区』として世界遺産に登録されており、観光地としても見どころは満載です。カフェや屋台が建ち並び多くの地元民と旅行者で賑わう『中央市場広場』。その広場にはバロック様式の煌びやかな内装で旅行者を魅了する『聖マリア教会』。旧市街の南には16世紀までは王の住居として使用されていた『ヴァヴェル城』など。

中世の街並みを体感できる古都クラクフは観光地としての見どころ満載です。

港町グダニスク

そのカラフルな街並みが可愛らしいフォトジェニックな港町グダニスク。この街もワルシャワ歴史地区と同じように第二次大戦によって街には甚大な被害がもたらされました。しかし戦後グダニスク市民たちの汗と情熱によって街は復興され、現在ではポーランド観光の代表地として世界中から観光客が訪れています。

そんなグダニスクでまず訪れたいのは、カラフルな街並みが楽しめる旧市街でしょうか。旧市街の中心地にある『ドゥーギ広場』にはカフェやレストランなどがあり、観光客はもちろん地元民にも愛される憩いの場です。その旧市街のドゥーガ通りには街を守る神としてブロンズ製の『ネプチューンの噴水』が設置されています。他にもレンガ造りの荘厳な『聖母マリア教会』や、白を基調としたロココ様式の美しき『オリーヴァ大聖堂』など。

港町グダニスクもまた観光地としての魅力溢れる街並みとなっています。

小人の住む街ヴロツワフ

ポーランドのヴェネツィアとも云われている水の都ヴロツワフ。絵本のようなカラフルなその街並みには20本ほどの川が流れ100以上の橋が架かっています。そんなヴロツワフは『小人の住む街』とも云われており、かつての共産主義に対する風刺的なデモの名残りとして小人の像が250体以上設置されています。観光案内所で小人マップなるものが売られているので、観光がてらに小人探しを楽しむのも面白いかもしれません。

そんなヴロツワフでまず向かいたいのは『中央市場広場』でしょうか。カラフルで可愛らしい街並みにカフェやレストランなどが軒を連ねており、クリスマスシーズンになると本場ドイツにも劣らないポーランド最大級のクリスマスマーケットも開催されています。そんな中央市場広場で特に目立つ建物が『旧市庁舎』です。このゴシック様式の建物は現在は博物館になっており、美術品などと共にヴロツワフの歴史の一端に触れることができます。

そんなヴロツワフの街を一望できるスポットといえば『洗礼者ヨハネ大聖堂』です。聖堂にある2つの尖塔は登ることができ、頂上の展望台から眺めるヴロツワフの街並みはまさに絶景です。聖堂内部は非常に厳かな雰囲気に包まれており、祭壇には煌びやかに装飾が施され、その上にあるステンドグラスもとても美しいです。

観光の穴場として徐々に観光客が増えている小人の住む街ヴロツワフ。見応えはありますので機会があればぜひヴロツワフまで足を伸ばしてみてください。

建国の地ポズナン

ポーランド最古の都市であり、中世ポーランド王国の首都でもあった建国の地ポズナン。第二次大戦時にドイツ軍とソ連軍の戦闘によってこの街の旧市街は壊滅的な被害を被りましたが、現在は当時残されていた資料を元にポーランドの人々の手と情熱によって完全に復興しています。

古くから交易都市として栄えたこの街には、歴史ある建造物や絵本のようなメルヘンな街並みが沢山あります。まず見たいのはポズナン旧市街地の中心地にある『旧市場広場』でしょうか。絵本のようなカラフルな建物が建ち並ぶこの広場は市民の憩いの場としても利用され、レストランやカフェなどもあり多くの観光客で賑わっています。その旧市場広場に建つのは『ポズナン旧市庁舎』です。白を基調としたエレガントな外観に歴史ある雰囲気の漂うルネサンス様式のこの建造物は、内部は博物館にもなっておりポズナンの歴史に触れることができます。

他にも白とピンクの外観が美しいバロック様式の『ファラ協会』や、ドイツ皇帝の居城として建てられた『皇帝の城』など。見どころ満載のポズナンにぜひ足を運んでみて下さい。

まとめ

いかがでしたでしょうか。絵本のようなメルヘンな街並みから戦争の傷跡まで。ポーランドの地の歴史あるその街並みや情景は、今を生きる私たち現代人に言葉にならない何かを語りかけてくるようでしたね。では以上でポーランド旅行で訪れたい絵本のような観光スポットのご紹介を終わります。お読みいただきありがとうございました。

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