バリ島旅行の観光ガイド!費用や観光スポットを徹底解説!!

アジア

インドネシアの楽園「バリ島」。

日本からのアクセスも良いので初めての海外旅行にもおすすめです。

バリ島旅行を計画する際には

「バリ島の物価ってどのくらい?」

「航空券代はどの時期が安い?」

「観光するならどこがいい?」

といった疑問があるはずです。

本記事ではバリ島の基本情報や観光費用・気候・現地のマナー・おすすめ観光地・注意すべきポイントまで徹底解説します。


バリ島の基本情報

バリ島の場所と地理

バリ島はインドネシアのジャワ島の東に位置するインド洋とバリ海に囲まれた美しい島です。

首都ジャカルタからは約1,200km離れており、面積約5,780㎢(東京都の約2.6倍)。

南部に観光エリアが集中しており、北部や東部には手つかずの自然が残っています。

時差

日本とバリ島の時差は1時間です(日本が正午の場合、バリ島は午前11時)。

サマータイムはなく日本との時差が少ないため、時差ボケの心配もほぼありません。

公用語

インドネシアの公用語はインドネシア語ですが、バリ島ではバリ語も話されています。

観光地では英語が通じることが多く、高級ホテルやレストランでは日本語対応のスタッフがいることもあります。

ただしローカルエリアでは英語が通じにくいこともあるため、簡単なインドネシア語のフレーズを覚えておくと便利です。

通貨

バリ島の通貨はインドネシアルピア(IDR)です。

2025年3月現在は1円=約100ルピア(※為替レートは変動するため、最新のレートを確認しましょう)。

バリ島でもクレジットカードは使えますが、小さな店舗やローカル市場では現金が必要です。日本でのルピアへの両替はレートが悪いため、現地ATMでのキャッシングやバリ島内の両替所で交換するのがおすすめ。


日本の各空港からのフライト時間

日本からバリ島(デンパサール国際空港)へのフライト時間は、直行便と経由便で異なります。

直行便は限られており、多くの空港からは経由便を利用する必要があります。

以下の表で各空港からの所要時間を比較してみましょう。

日本各地からバリ島までのフライト時間一覧

出発地直行便の所要時間経由便の所要時間主な経由地
成田空港(東京)約7時間30分約9〜12時間シンガポール・クアラルンプール・香港
羽田空港(東京)なし約9〜12時間シンガポール・クアラルンプール・ジャカルタ
関西国際空港(大阪)約7時間約9〜11時間シンガポール・クアラルンプール・バンコク
中部国際空港(名古屋)なし約9〜12時間シンガポール・ジャカルタ・クアラルンプール
福岡空港なし約9〜12時間シンガポール・クアラルンプール・香港
新千歳空港(札幌)なし約10〜14時間東京・シンガポール・バンコク経由など
那覇空港(沖縄)なし約9〜13時間台湾・香港・シンガポール

日本からの直行便がある空港

現在は日本からバリ島への直行便があるのは成田(東京)と関西(大阪)のみです(※2025年現在)。

それ以外の空港からはシンガポールやクアラルンプールなどを経由する必要があります。

経由便の選び方

  • シンガポール航空(シンガポール経由)
    → 乗り継ぎ時間が短く、利便性が高い
  • マレーシア航空(クアラルンプール経由)
    → 比較的リーズナブルな価格
  • エアアジア(LCC/クアラルンプール経由)
    → 格安だが、受託手荷物は別料金

おすすめポイント

直行便なら約7〜8時間で到着!
経由便でも9〜12時間で行ける
(乗り継ぎ次第で時間短縮可能)
LCCを利用すれば費用を抑えられる
(乗り継ぎ時間には注意!)

バリ島旅行の計画を立てる際は直行便と経由便のメリット・デメリットを考慮しましょう。

年間を通した航空券代の目安

ハイシーズン(7月〜9月・年末年始・GW)

  • 直行便(エコノミークラス)
    :往復約12〜18万円
  • 経由便(エコノミークラス)
    :往復約9〜15万円
  • LCC(経由便)
    :往復約6〜10万円

ローシーズン(1月〜6月・10月〜11月)

  • 直行便:往復約7〜12万円
  • 経由便:往復約5〜9万円
  • LCC(経由便):往復約4〜8万円

安く航空券を購入するコツ

  • 航空券の価格比較サイトを活用
    (スカイスキャナー、エクスペディアなど)
  • 早めに予約
    (特にハイシーズンは3〜6ヶ月前がベスト)
  • LCCを活用
    (受託手荷物や座席指定の追加料金に注意)
  • 乗り継ぎを工夫
    (シンガポール・マレーシア経由が安い)

特にローシーズンは航空券が安くホテル代も下がるため、費用を抑えたい方にはおすすめの時期です。

ホテル・食事・移動費の物価

ホテルの物価

バリ島の宿泊費は日本と比べるとリーズナブルです。

宿泊施設はバックパッカー向けのゲストハウスから高級リゾートホテルまで幅広く選べます。

  • バックパッカー向け(ゲストハウス)
    :1泊500〜2,000円
  • 中級ホテル(3つ星・4つ星クラス)
    :1泊3,000〜10,000円
  • 高級リゾートホテル(5つ星・ヴィラ)
    :1泊15,000円〜

特にヴィラタイプの宿泊施設はバリ島ならではの魅力で、1泊1万円前後でプライベートプール付きの宿に泊まることも可能です。

食事の物価

食事代も日本より安く、屋台やローカルレストランなら500円以下で1食食べられることもあります。

  • ローカルワルン(食堂)
    :100〜500円(ナシゴレンなど)
  • カジュアルレストラン
    :800〜2,000円
  • 高級レストラン
    :3,000円〜

バリ島はおしゃれなカフェも多く、Instagram映えするスムージーボウルやアボカドトーストも人気です。カフェの価格は日本とほぼ同じで、コーヒー1杯300〜500円程度。

移動費の物価

バリ島では公共交通機関がほぼないため、移動手段は主にタクシーやバイクタクシーになります。

  • タクシー(メーター制)
    :初乗り50円〜、10分の移動で約200円
  • Grab(配車アプリ)
    :短距離200円〜、長距離500円〜
  • レンタルバイク
    :1日500〜1,500円(免許必須)

観光客向けのタクシーでは、ぼったくりのリスクがあるため「Blue Bird(ブルーバード)」タクシーを利用するのが安心です。またバリ島は交通渋滞が激しいため、移動時間には余裕を持ちましょう。


気候・服装・ベストシーズン

バリ島の気候

バリ島は年間を通じて温暖な熱帯性気候で平均気温は27〜30℃

湿度も高く日本の夏と似た気候です。

バリ島には乾季と雨季の2つの季節があります。

  • 乾季(4月〜10月)
    :晴天が多くて過ごしやすい
  • 雨季(11月〜3月)
    :スコールが降るが観光は十分可能

服装のポイント

基本的に夏服(Tシャツ・短パン・ワンピースなど)でOKです。

冷房の効いた室内や寺院を訪れる際には羽織るものがあると便利です。

【持っていくと便利な服装】

  • 軽い羽織り(冷房対策・寺院観光用)
  • サンダル(ビーチや街歩きに)
  • 帽子・サングラス(日差し対策)
  • 水着(プールやビーチ用)

バリ島のベストシーズン

最もおすすめの時期は乾季(4月〜10月)です!この時期は晴れの日が多く、湿度も比較的低めで快適。

特に7〜9月はベストシーズンで観光客も多くなります。

雨季(11月〜3月)は短時間のスコールが降るものの、旅行が不可能なほどではありません。観光客が少なく、ホテルや航空券が安くなるメリットもあります。

バリ島旅行のマナー・便利アイテム

バリ島はヒンドゥー教の文化が根付いた地域であり、寺院での服装ルールや食事のマナーなど、日本とは異なる習慣があります。

ここではバリ島旅行で気をつけるべきマナーや持っていくと便利なアイテムを紹介します。

バリ島で気をつけるマナー

バリ島はヒンドゥー教文化が根付いた島で、宗教的なマナーを守ることが大切です。

① 寺院では肌の露出を控える

寺院を訪れる際はショートパンツやタンクトップは禁止されていることが多いです。サロン(腰巻き)を着用しましょう。多くの寺院ではレンタル可能ですが、持参すると便利です。

② 頭を触らない

バリ島では「頭は神聖な部分」とされており、子どもの頭をなでるのはNGです。

③ 左手は不浄とされる

食事やお金の受け渡しは右手で行うのがマナーです。

持っていくと便利なアイテム

バリ島旅行を快適に過ごすために、以下のアイテムがあると便利です。

  • 虫除けスプレー
    (蚊が多いため必須)
  • 日焼け止め・アフターサンローション
    (日差しが強い)
  • ウェットティッシュ・除菌シート
    (トイレや食事前に)
  • ポケットWi-Fi・SIMカード
    (ネット環境を確保)
  • 小額の現金
    (ローカル市場やワルンで使用)

またバリ島のコンセントはCタイプ(丸型プラグ)のため、変換プラグを持参しましょう。

バリ島のおすすめ観光地5選

バリ島には魅力的な観光地が数多くありますが、その中でも特におすすめの5つを厳選しました!

① タナロット寺院🌅

バリ島屈指の絶景スポット!海に浮かぶ神秘的な寺院

タナロット寺院は海に囲まれた岩の上に建つ寺院で、特に夕日が沈む時間帯の景色は圧巻です。

干潮時には歩いて寺院の近くまで行くことができますが、基本的にはヒンドゥー教徒以外は寺院内部には入れません。

  • アクセス:クタから車で約1時間
  • 入場料:大人60,000ルピア(約600円)
  • ベストタイム:夕方(17:00〜18:30)

② ウルワツ寺院🔥

絶壁に建つ寺院&ケチャダンスが楽しめる!

バリ島の南部にあるウルワツ寺院は、高さ70mの断崖絶壁に建つ寺院です。

ここではバリ舞踊「ケチャダンス」が毎晩開催され、夕日の背景とともに幻想的な雰囲気を楽しめます。

  • アクセス:クタから車で約1時間
  • 入場料:大人50,000ルピア(約500円)
  • ケチャダンス観覧料:150,000ルピア
  • 注意点:野生の猿が多いので、帽子やサングラスを取られないよう注意!

③ ウブド🌿

自然・芸術・伝統文化が詰まった癒しスポット

バリ島の内陸部に位置するウブドは、ライステラス(棚田)・ヨガ・伝統舞踊・カフェ巡りなどが楽しめるエリアです。

特に有名なのが「テガラランのライステラス」。

緑豊かな田園風景が広がっており写真映えするスポットとしても人気です。

  • アクセス
    :クタから車で約1時間30分
  • 見どころ
    :テガララン・ライステラス・ウブド王宮
  • おすすめアクティビティ
    :ヨガ体験・スパ・バリ絵画鑑賞

④ ティルタ・エンプル寺院 💦

聖なる泉で心身を清めるバリ島のパワースポット

ティルタ・エンプル寺院はバリ・ヒンドゥー教の聖なる泉が湧き出る寺院で、地元の人々や観光客が清めの沐浴を体験できます。

水の流れる音が心地よく神秘的な雰囲気が漂う場所です。

  • アクセス:ウブド中心部から車で約30分
  • 入場料:50,000ルピア(約500円)
  • おすすめ体験:沐浴体験(サロン着用必須)

⑤ クタビーチ & スミニャックビーチ🏄

サーフィン&サンセットを楽しめる定番ビーチエリア

バリ島で最も有名なビーチエリア。

クタビーチは初心者向けのサーフスポットとして人気で、サーフィンレッスンを受けることもできます。

スミニャックビーチは少し落ち着いた雰囲気で、ビーチクラブやおしゃれなカフェが充実。

  • アクセス:空港から車で約20分
  • サーフィンレッスン:1時間 約2,000円〜
  • おすすめカフェ:「La Plancha」「Ku De Ta」

バリ島で注意すべきエリア

バリ島は基本的に治安の良いですが、いくつか注意すべきエリアやトラブルがあります。

① クタエリアの夜の治安

クタはナイトライフが充実していますが、スリや置き引きが発生しやすいエリアでもあります。特に夜間は酔っ払った観光客を狙ったトラブルも多いため、貴重品の管理に注意しましょう。

② 道端での違法薬物の勧誘

観光地では違法薬物を勧めてくる人物に要注意。インドネシアの法律は厳しく薬物犯罪は重刑となるため、絶対に関わらないようにしましょう。

③ 野生の猿がいるエリア

ウルワツ寺院やモンキーフォレストでは、猿が観光客の持ち物を奪うことがあります。サングラスや帽子、スマホをしっかり持ち、食べ物を見せないようにしましょう。

④ ATM・両替所の詐欺

ローカルの小さな両替所ではお金をごまかされるケースがあります。正規の両替所(空港・銀行・有名な両替店)を利用しましょう。

まとめ|最高のバリ島旅行を!

バリ島は美しい自然や伝統文化・おしゃれなカフェやスパ・アクティビティが充実した南国リゾートです。

日本からのアクセスも良く物価も比較的安いため、カップル・友人・家族旅行など、どんな旅のスタイルにも対応できる魅力的な観光地といえます。

バリ島旅行のポイントまとめ

航空券の価格
:5〜18万(時期による)
物価
:ホテル1泊3,000円〜・食事500円〜・移動費は安め
ベストシーズン
:乾季(4月〜10月)が観光に最適
観光の見どころ
:寺院巡り・ビーチ・ウブドの自然・スパ
注意点
:スリ・詐欺・猿・違法薬物の勧誘に気をつける

バリ島旅行を存分に楽しむために、現地の文化を尊重しながら、安全に旅行を楽しんでください!

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